私は負け犬
ライブに来ています
最速CD封入先行なのに整番遅いので開場まで一服している
よりによって東京だけど
前回来た時見れなかった展示を見れたのでよし
ライブに来ると毎回思うんだが
個性の強いグッズは自分が好きなアーティストを推し出せる一方で普段はタンスの肥やしである
個性の強いグッズを普段からしかもダサくならずに着こなすには相当のセンスがいる
つまりそういうグッズは買いたくなる衝動で買わせ、また着るためにライブに来てもらおうという戦略が入っているのだ
なんともいやらしい
しかも私が好き系なバンドに関しては流行に合わせどんどんグッズを出し、金のない学生から儲けた金で生きているのだ
その分若い人たちがロックの精神を感じ取り、
学んだ上で、今後社会と戦っていってくれるなら文句は言わない
が、そういうバンドに限ってCDを買うのがロック好きの美学とでも言うようななんともうまい無言の圧をかけてくるのだ
学生はそれを追いかけるためバイトばかりしてバカになり、考えもせずフェスで騒いでいる
講義には遅刻するような面々が、ここぞとばかりに早起きし、バンドに貢ぐがために早朝からグッズ販売列に並ぶのである
挙げ句の果てロックの精神どころかウェイウェイする楽しさだけを学び、周囲に迷惑をかけて笑顔で帰っていくのである
別に何が美学だとか誰が正しいロックファンだとかは興味がない
ライブ歴が長い人がすごいとも全く思わないし
自分も昔から日本のロックを担ってきた古株バンドの曲なんて全然知らないしかっこいいとも思わないからロックでしか生きてない人から見たら超ミーハーである
音楽は音で聞くし、歌詞で聞くし、
ノリでも聞くこともある
どのバンドが誰にあこがれて曲を書いているのかも知らないし興味もない
脈々と継がれてくるロックの血は今生み出してる音が新鮮なのであり、今の時代を示しているわけで、古いのには毛頭興味がないのだ
もちろん古いバンドを貶すわけではなくて
いいおじさんになろうとも遊びの延長で仕事して生きてる姿はすごくかっこいいしそういうとこから好きになったと言っても過言ではない
遠回しになったが
つまるところ何が言いたいかというと
そういうロックの精神を捨て若者から金を吸い取るバンドはロックではないということである
ポップ、J-POPなのである
J-POPバンドである
社会に媚びているロックバンドに払う金はない
と私は思う
曲はいいのに
そういう行動をしているだけで
それはもう聞くに耐えない
今の夜の中、媚びなくたって
いい曲書いてればいくらでも知れ渡るだろうに
というただのひとりごと