まだ見えてないところの話

 

 

 

私はFランクと言われる某工業大学の邪な建築学生です。

 

広大な田舎のキャンパスでもう3年半を過ごし終えましたが、未だ建築という言葉に今いちピンときていません。

 

 

空間という曖昧な言葉が好きです。

 

それとデザインが好きです。

 

 

建築というものを知らずにぺーぺー言ってる感じですがあながち間違ってません。

 

私なりに取捨選択してきて

 

建築学生としては偏った思考をしている気がするのは薄々感じていますがそれなりに勉強してきたつもりではいます。

まだまだであるのは置いておいて。

 

 

今まで人生の選択に(言っても20年と少ししか生きてはいないですが、)後悔をしたことがありません。

 

間違いなく自分のプラスになってると思えるからです。

もし後悔をするとしたら老後ぐらいじゃないかと思ってます。

 

 

むしろここからどうなるのかを畏れながらもとても楽しみにしています。

 

 

 

 

そろそろ本題に入るのですが、

 

私は正直に言うと建築というものが好きかと聞かれたら答えられないです。

 

昔から服が好きでした。

服を作りたいと思ってました。

 

 

でもなんとなく専門学校には行きたくなくて四大に行くことを選択します。

 

でも塾には行ってないし周りの仲がいい人とかにも大学に行った人はいなくて、大学というものをよく分かってなかった。

 

大学なんて結局どこも一緒だろうと、

学校なんてものはその人次第で学ぶことは違うし、楽しむも成長するも関係ないと思ってました。

 

 

今思うと間違ってなかったなって。

 

ただ、うちの研究室の教授に出会えたことは不可欠ではあります。

決していい教授ではないんですが。

 

 

 

ずっと服が好きで、建築を見に行くよりも服を見て、着ていたい方が強い邪な学生です。

 

それでも教授に会ってうまくは言えませんが建築のおもしろさを学んだ気がします。

 

 

それを踏まえても服に対する愛情は変わらなかったですね。

今も毎朝準備には時間がかかります。

 

ただ、

 

理系から受験してやっぱり何かを作りたいという思いから消去法で建築を選んで今の大学を選んで上手く行かないことが多すぎる中で建築を学んだことは大事にしたいと思っています。

 

 

建築と出会ったから今の自分があることには確信しています。

 

それを大事にしたうえで服を作りたいと思うようになりました。

 

 

 

そして最近気にしているのが

 

なんで自分は服を作りたいのか。

 

 

好きだからだけではない気がして

これから卒業設計を進める中で導いていきたい考えですね。

 

服と建築の間ってなんだろう?

 

 

 

わからないけどそっちに進んでみたい。

 

これは高校受験くらいからある私の野心かなって思ってます。

 

 

 

この野心が私を幸せにしたかしなかったかは

老後の答え合わせを楽しみにしながら今後40年くらいかな?過ごしていきたいですね。